RECoreにユニットを取り付ける準備をしましょう。
はじめにRECoreのバッテリーを充電してください。付属のRaspberry pi 4は大きな電力を消費します。バッテリーを充電することで、適切に動作させることができます。
RECore Fusionを組み合わせるとモーター端子が隠れてしまうため、RECoreにはモーターを予め接続した状態にしておくことでスムーズに組み合わせを進めることができます。
拡張モジュールをRECoreに取り付けます。
はじめに、RECoreの上部に取り付けられているアクリルカバーを外します。アクリルカバーは4箇所にネジ止めされているので、ドライバーを使ってはずしてください。
取り外したカバーは大切に保管してください。
拡張モジュールは、アクリルカバーを固定するためのスペーサーとネジをそのまま使用して、同じように取付て固定します。
拡張モジュール基板のピンソケット側を下にして、ソケットを図の位置に合わせて奥までしっかりと差し込みます。
この時、スペーサーのネジ穴が拡張モジュール基板の固定穴と合っているか確認してください。
取り付け位置に問題がなければ、アクリルカバーを固定していたネジを使用して、下図の赤丸の4箇所で固定してください。
拡張モジュール基板がしっかりと固定されていることを確認してください。
モーターのケーブルをこの時点で接続しておくことで、のちの作業をスムーズに進める事ができます。
拡張モジュール基板に付属のRaspberry Piを取り付けます。
Raspberry Piは拡張モジュール基盤の白い樹脂スペーサーに、USB・LANコネクタを前面に向けた状態で固定します。下図の赤丸の4箇所を樹脂スペーサーの位置に合わせて、付属のm2.6ネジで固定してください。
Raspberry Piに電源供給と通信のための配線ブリッジを取り付けます。
ブリッジは下図のように、Raspberry PiのGPIOと拡張モジュール基板上のピンヘッダとを接続します。
この時、Raspberry Pi側のGPIOポートは「一番端のピンを飛ばして接続する」ことに注意してください。
これで拡張モジュールの取り付けは完了です。
RECoreの電源をオンにすると、Raspberry Piの電源も自動で投入されます。
この時、RECoreの電源が正常にオンになること、Raspberry Piの電源ランプが正常に点灯することを確認してください。
なお付属のRaspberry Piには、OS・ソフトがセットアップ済みのMicroSDがすでに取り付けられています。
初回の起動が正常に完了すると、拡張モジュール前面のステータスLEDがオレンジ色に点灯します。
点灯するまでおよそ1分程度かかります。
ステータスLEDがオレンジに点灯したら起動は完了です。
以上でRECoreFusionのハードウェアセットアップは完了です。