はじめにArduinoIDEを起動し、書込み対象のマイコンをRECoreに設定します。
ツール→ボード→RECore→RECore Seriesを選択してください。
ここで、次のステップでPCに接続されているシリアルポートを確認するために、RECoreがパソコンに接続されている場合は一度外してください。
ツール→シリアルポートを表示し、「COM○○」のように認識されているポートを確認してください。
なお認識されているシリアルポートが一つもない場合、「シリアルポート」を表示することはできません。そのまま次のステップに進みます。
RECoreとPCをUSBで接続し、RECoreの電源を入れてください。RECoreの電源が切れていると、PCとの接続はできません。
ドライバのインストールが完了するまで少し待ちます。通常は自動でドライバがインストールされ、RECoreが認識されます。
ドライバのインストールが完了したら、ツール→シリアルポートを表示し、新たに追加されたCOMポートを選択してください。(なおCOMポートの番号はPCによって変わります)
【シリアルポートが認識されない場合】
シリアルポートが認識されない場合、以下のwebサイトからお使いのパソコンにあったドライバーをインストールしてください。
https://jp.silabs.com/developers/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers?tab=downloads
LEDを点灯させるプログラムを作成しましょう。
RECoreのスイッチとLEDは、予めpinModeが設定されているためsetup内で設定する必要はありません。
LEDはArduinoUNOと同様に「13」に割り当てられています。以下のコードを入力し、RECoreに書き込んでください。
書込みが完了しセーフスタートの待機状態になったら、RECoreのタクトスイッチを押し離してセーフスタートを解除してください。
LEDが明滅から点灯に変わればプログラム通りに動作しています。
書込みに失敗した場合は、再度ボードの選択・設定、COMポートの設定を確認してください。またトラブルシューティングも確認してみてください。
RECoreのプログラムを変更し、タクトスイッチを使用したプログラムにしましょう。
RECoreのタクトスイッチは「14」に割り当てられています。また初期状態でプルアップに設定されています。
そのため押されていない状態は「HIGH」になり、押されている状態は「LOW」になります。
以下のコードを入力し、RECoreに書き込んでください。
セーフスタートを解除し、タクトスイッチを押すとLEDが点灯し、離すとLEDが点灯することを確認してください。
これでRECoreのLEDとタクトスイッチを使ったプログラムを作成できるようになりました。